オルトランカプセル(1ケース4袋)業務用
樹幹に打ち込んで、毛虫(ケムシ)を退治する
【製品特徴】
・本剤は多くの害虫に効果のあるアセフェートのカプセルをカートリッジに入れた業務用殺虫剤で、樹幹に打ち込むだけで害虫退治ができます。
・従来の薬剤散布における散布液の調整や多量の水の運搬等の必要がありませんので、防除作業の省力化が図れます。また、作業時刻や風向きにもとらわれず手軽に使用できます。
・薬剤散布による周囲への飛散の心配もなく、住宅地、街路樹等でも安心して使用できます。
【対象害虫】
アメリカシロヒトリ、モンクロシャチホコ、マツカレハ、アブラムシ類、プラタナスグンバイ
【使用方法】
本品は薬剤を充てんした水溶性のカプセルをスリット入りのポリエチレンカードリッジに収納しています。そのままお使いください。
・本剤は害虫の発生(ふ化)前に処理しないと効果がありません。例年の発生状況を考慮して必ず発生前に処理を行ってください。通常の作業で必要な道具は、電動ドリル、ハンマー、そしてカートリッジを打ち込む際に用いるポンチ(直径約9mm)です。
・穴が深くなりすぎるとやり直しができないので、ドリルの刃に印を付けるなどして、穴の深さを調節してください。
・地上15cmの幹周囲に10cm間隔で穴をあけます。打てない場合は上下にずらしても問題はありません。
・直径11mmの穴をあけると差し込みが簡単です。
・穴の深さは先端が平らな鉛筆などを用いて計れます。
・処理樹にあける最適な穴の長さは「カートリッジの長さ+外皮の厚さ」です。つまり、打ち込み後のカートリッジの後部面が、外皮のすぐ内側に位置するように穴をあけます。
・穴あけ後はすみやかにカートリッジを差し込み、ポンチとハンマーで打ち込みます。
・必要以上に深くあるいは浅く打ち込まないように気を付けます。
・主幹がなく地際から分技した木には、各々の分技した枝元に施用します。
・打ち込んだ穴にヤニ等の心配がある場合は、打ち込み直後に癒合剤などの塗布をおすすめします。
・打ち込んだ穴は外皮の厚さ、植栽地域での生長速度にもよりますが半年~1年で癒合が進行し、2年程度でふさがります。
【使用上の注意】
ご使用前に必ず、商品説明をお読みの上お使いください
・街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
・必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきる。
・火災時は、適切な保護具を着用し消火剤等で消火に努める。
・治療法:硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効。(動物実験で報告)
・保管法:直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に、袋を密封して保管。
効果・薬害などの注意点
・本剤は害虫の種類によっては発生前に処理しないと効果が劣るので、例年の発生状況を考慮し、発生前に処理を行う。
・地上15cmの幹周囲に10cm間隔で穴を空けること。ただし、空けられない場合は上下にずらしても問題ない。
・処理樹に打ち込み後のカートリッジの後部面が、外皮のすぐ内側に位置するように穴を空ける。
・薬剤を打ち込むために空けた穴からヤニが流出することがあるので注意する。
・高温・乾燥時には薬害を生じる場合があるので使用を避ける。
・薬剤を包んでいるカプセルは水溶性なので、降雨時の作業は避ける。
・樹勢の弱った木、悪条件下に植栽された木、極端な老木への使用は避ける。
・地上15cmの幹周が10cm未満の小径木や、移植後間もない木への使用は避ける。
・適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
・カートリッジを分解しないでください。
【製品詳細】
商品名 | オルトランカプセル0.6g 25個入/袋 |
有効成分 | アセフェート |
形状 | 類白色粉末 |
容量/梱包 | 1袋(0.6g×25個入)×4袋/函 |
登録番号 | 農林水産省登録第21791号 |
販売元 | 住友化学園芸株式会社 |
区分 | 殺虫剤(業務用) |
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