シンエツシーラントマスター300グレー330ml (1箱20本)
1成分形オキシム型中モジュラスタイプのシリコンーンシーリング材
自己接着性に優れ、アクリル電着塗装、フッ素塗装などに
【製品特徴】
・シリコーンマスター300は、空気中の湿気と反応して室内で硬化し、ムーブメントの発生するガラスカーテンウォールなどの目地にも使用できる1成分型中モジュラスタイプのシリコーンシーリング材です。
・従来の1成分形と比較して自己接着性に優れており、ガラス・金属はもちろん、難接着性被着体であるアクリル電着塗装、フッ素樹脂塗装(特殊被着材は除く)などにもプライマーなしで良好な接着性を示します。
・1成分形のため、混合・攪拌作業が不要で、気泡を含まない、美しい表面に仕上がります。
・耐候性、耐久性に優れています。
・JIS A5758(2010)の分類:G-25LM-9030G(SR-1)
【用途】
ガラスまわり、金属まわり、カーテンウォール、ガラスリブ構法(低階層)、土木など
【色の種類】
ライトグレー・グレー・ブラック(ダークブラウンは取り寄せ)
【使用上の注意】
・未硬化状態のシリコーンシーラントは、皮膚刺激性を有するので、皮膚・粘膜に付着しないように、ゴム手袋、安全めがねなどの保護具を着用ください。
・皮膚に付着した場合は、ウエスなどで拭き取ってから、直ちに流水で十分に洗い流してください。万一、目に入った場合は、直ちに大量の水で洗い流し、必要に応じて医師の診断を受けてください。また、コンタクトレンズ着用者は、誤って目に入れた場合、目に固着することがありますので、特にご注意ください。
・シーラントマスター300は硬化時に、メチルエチルケトオキシム(MEKO)を発生しますので、取り扱いの際には換気を十分に行い、蒸気の吸入を避けてください。
・蒸気の吸入の恐れがある換気の悪い場所での使用は避けてください。もし、蒸気を吸入して気分が悪くなったときは、直ちに新鮮な空気の場所に移動してください。
・本来の目的以外に使用しないでください。
【シーラントの施工手順】
1.施工面の清掃
施工面の水分、油分、ゴミなどの汚れは接触不良の原因となります。まず、ハケや布で乾拭きをし、次に溶剤を浸し、きれいな布で拭きます。溶剤は通常トルエンなど使用しますが、下地と侵す危険のある場合はノルマルヘキサン等の溶解力の弱めの溶剤を使用ください。
2.バックアップ材の充填
目地深さの調節および底部接着を防ぐ必要がある場合は、バックアップ材(ポリエチレン製のもの)を装填してください。目地が浅くバックアップ材が装填できない場合は目地底に絶縁テープを貼ってください。
3.マスキングテープ張り
周辺の汚れを防止し、仕上げを美しくするためにマスキングテープでマスキングしてください。なおテープは、除去したときに粘着剤が残らない良質のテープをご使用ください。
4.プライマー塗布
プライマー処理を必要とする場合は、ハケで均一に塗布し乾燥させてからシーラントをお使いください。被着体の材質に適合したプライマーを使用することが必要です。選定について詳細は弊社までお問い合わせください。
5.シーリング材の充填
カートリッジのノズルを目地幅より、やや小さめに合わせて切断し、防湿膜を大きく破った後、充填用ガンに装填し、ノズル先を目地底に押し付けるようにして完全に充填してください。弊社製のシーリング材は1成分型なので混合ミスによるトラブルがありません。
6.ヘラ仕上げ
シーラントは硬化が速いので、充填後はできる限り速やかにヘラなどで表面を仕上げてください。
7.マスキングテープ除去
シーラントは硬化が速いので、ヘラ仕上げ後はできる限り速やかにテープを除去してください。
8.施工後の清掃
不要部分に付着した場合は、速やかに拭き取ってください。清掃には溶剤を使用しますが、汚れを広げたり塗面を溶解させないようにご注意ください。
【施工上の注意】
1.被着材料が濡れている状態での施工を避け、十分に乾燥したことをご確認の上、施工してください。
2.降雨・降雪時の施工は避けてください。
3.施工時は、換気を十分に行い、火気にも十分にご注意ください。また、プライマーは可燃性の溶剤を含んでいますので、特に火気と換気にご注意ください。
4.シーリング材やプライマーが皮膚などに付着した場合は、速やかに拭き取り、石けん水などでよく洗ってください。
5.使い残した中身は硬化して使用できなくなりますので、開封後は速やかに使い切ってください。
6.硬化速度は、温度や湿度などの作業環境により異なりますので、ご注意ください。
7.硬質塩化ビニル管・継手に直接接触する場合は、シリコーンシーラント(SA-45,SA-4588)をご使用ください。
【保管上の注意】
1.子どもの手の届かないところに保管してください。
2.湿気硬化型のため、直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所(5℃~25℃)に保管してください。